君の膵臓をたべたいの解説

住野よるの小説を映画化。膵臓(すいぞう)の病を患う高校生と同級生の“僕”の交流を、現在と過去の時間軸を交差させて描く。『エイプリルフールズ』などの浜辺美波と『あやしい彼女』などの北村匠海が主演を務め、現在の僕を小栗旬、ヒロインの親友を北川景子が演じる。監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの月川翔、脚本は『アオハライド』などの吉田智子が担当。

君の膵臓をたべたいの基本情報

公開日

上映時間

配給

制作国

2017年7月28日 114分 東宝 日本

君の膵臓をたべたいのレビュー・評価

原作未読、実写版鑑賞済み。アニメ版と実写版どちらが原作寄りなのかはわからないが、本アニメ版は特に終盤、台詞による説明の多さ、また“アニメ的な表現”が邪魔に感じた。オープニングと劇中に流れるボーカル曲も興ざめ。“アニメの定番”が好きな人には抵抗ないのもしれないけど…「泣いてもいいですか」のシーンにはやっぱり泣ける。やはり個人的には実写版のほうが良かった。
50を過ぎて、"若者向け"と思われる映画で、こんなに感動できるとは「驚き!驚き驚き」です。自分自身、過去に大切な人が突然亡くなるという経験があったので「難病もの」はこれまで敬遠していましたが、(「セカチュー」観ていません)たまたまWOWOWで放送していたので観賞。今も立ち直れないほどの衝撃を受けました。「胸キュン」ではない「胸ドカ〰️ン」です。『私も君も一日の価値は一緒だよ』何気ない一日一日を後悔なく生きる、時には煩わしい人との繋がりが人が生きることの本質、誰かを敬うことの大切さと、逆に誰かから「膵臓をたべたい」というほど敬ってもらうほど自信をもって生きること…「人間愛」に満ち溢れた作品でした。「壁ドン」や「キス」どころか「好き」といった告白もない。あるのは、敬意と感謝を示した「ハグ」だけ。(冗談のつもりのハグはありましたが…→【桜良】は本当に冗談だったのか?)奇妙なタイトルと、ただ甘ったるいだけの恋愛映画だろうと思った先入観で、今ごろ観賞するなんて大後悔。小栗旬ではないが「遅くなってごめんなさい」という気持ちです。余命短い人生を達観しつつ、迫り来る死の恐怖を「共病」(「闘病」じゃないことがイイ)する【桜良】を浜辺美波さんが、10代ならではの透明感で見事に演じていました。『君がくれる日常が私にとって宝物なんだ』中でも、深夜の病室のシーン。【僕】の肩にもたれ掛かって、【桜良】が死を覚悟して感謝を示した表情。(おい春樹!なんで桜良が勝つまで「真実か挑戦かゲーム」やらなかった!いつもと様子が変って気づいていたはずなのに…)『たくさんの人と心を通わせて、私の分まで…うん、生きて!』木漏れ日が射す図書館の窓辺に佇む【桜良】が【僕】に人と向き合う生活を望む凛とした表情。共に、何度も観ても心が張り裂けるようなシーンで、号泣です。(もちろん北村さんの号泣シーンもですが…)撮影当時16歳ですか?演技力はこれからですが、観る者に与えるインパクトは半端ない!内に何かを秘めた女性を演じたら、若手ナンバー1じゃないでしょうか。『私、生きたい。大切な人たちの中で』小説にはない、【桜良】の死の喪失感をいまだに引きずる、12年後の【僕】と【恭子】のエピソードが作品に深みを与えてくれたと思います。【桜良】と【僕】を出会わせた"必然"、12年後に届けられた手紙による【僕】の"再生"、そして手紙によって大切な人たちの中で生き続ける【桜良】。12年後の【僕】の回想と、まぶしく儚いばかりの12年前が、うまくシンクロ。図書館で眠っていた"桜のつぼみ"が12年後に「サプライ~ズ!」を起こした脚本と、中だるみのないテンポの良い編集は秀逸でした。(12年前の話で進行上、大人が全くといって登場していないのは、目の前の社会しか見えない10代特有の社会感も描いていたとしたら参りました→【桜良】と【僕】の母親が出るのは死後)100の言葉を並べても称賛しきれない本作ですが、私の思いの中で不満がいくつか。前述のトラウマで、映画とわかっていても【桜良】の喪失感は私にとって切ないというより苦しいと感じるほどに。天命を全うすることすら出来ず、不条理な死を遂げ、不憫すぎる【桜良】を救うエピソードなどを入れて欲しかったです。①【僕】からのメールの"既読"なぜカット?小説には【僕】が送った「君の膵臓をたべたい」というメールに対して【桜良】の既読がありました。【僕】の想いと【桜良】の想いが実は一緒だったということを最後に確認でき、幸せな気持ちと共に天に召されたと思いたかった。(メールを見た笑顔の直後に、通り魔に襲われ苦悶の表情に変わるというのはあざとすぎますが…)②エンドロールはなぜ黒味?【桜良】の「君の膵臓がたべたい」という言葉で感動のエンディング。その余韻を噛みしめるために、エンドロールは黒味とミスチルの「himawari」だけになったと思います。しかし、これでは【僕】と【恭子】だけが【桜良】の"喪失感の呪縛"から解き放たれただけ。観客(私だけかも知れませんが…)にとって【桜良】が成仏出来ていないのでは?実際、黒味のエンドロールの中、感動の反面、【桜良】の喪失感で衝撃を受けていました。そこでと言ってはなんですが、エンドロールにイメージ映像として…・スイパラでの待ち合わせに間に合い・釧路空港への機内で楽しく会話し・花咲線でかに飯を食べ・満開のエゾザクラを【桜良】と【僕】の二人で観賞…といったものが流れて欲しかったなぁ。(桜の前で【僕】が【桜良】に「君の膵臓をたべたい」と告白するシーンはあざとすぎますが…)生前にお互いの想いを伝えきれなかった、お互いを「きみ」ではなく【春樹】【桜良】と呼べなかった、そういうじれったさがある意味大きな感動を呼んだ一因なのかも知れませんが、トラウマがある私にとっては辛すぎます。(…といって、浜辺美波さんのあの表情が見たくて、毎日観賞。明日、Blu-rayが届きますが…)続編は難しそうですが、主演2人が大人になりきる前に撮影し、記念上映の際に流してもらいたいものです。費用はファンのクラウドファンディングか何かで調達して…。
全体的な流れは悪くないのに、脚本が浅いので陳腐な映画になっている。とくに主人公の描きかた。原作はどうだかわからないが、女性慣れしていない男子生徒を翻弄し、命令口調で飼いならしていく。親友をわざとジェラシーで男子生徒を嫌うように仕向けていってるのに、最後には2人とも友達になってって、いったい何言ってるの?ストーリーが破綻してます。演技が下手な人はいなかったし、主人公も魅力的だったので星2で。

君の膵臓をたべたいの配信情報

君の膵臓をたべたいのレンタル情報

ビデオマーケット TSUTAYA TV

浜辺美波出演のおすすめ映画

公開年別映画

動画配信サービス