サマーウォーズの解説

単館公開からスタートし、口コミでロングランヒットとなった『時をかける少女』の細田守監督が放つ劇場アニメーションの最新作。ふとしたことから片田舎の大家族に仲間入りした天才数学少年が、突如世界を襲った危機に戦いを挑むことになる。主人公の少年・小磯健二の声を担当するのは、『千と千尋の神隠し』などで声優としても定評のある実力派若手俳優・神木隆之介。良質なアニメーション映像と、壮大なスケールの展開が見どころ。

サマーウォーズの基本情報

公開日

配給

制作国

2009年8月1日 ワーナー・ブラザース映画 日本

サマーウォーズのレビュー・評価

初めて見たときに、アニメでこんなに面白い作品があるのかと思った。
10年前の作品だが今になって初めて鑑賞。4DXで鑑賞したが、OZの空間と4DXがとてもマッチしていたように思う。4DXを楽しむという点ではとても良かった。作品の内容としては個人的にはあまり惹かれるものがなく終盤は退屈だった。10年前の作品とはいえこの作品のキーとなるOZの世界は現代に置き換えても画期的なものだと思う。そんな近未来的な描写と、対照的な田舎の大家族というのがどうもマッチしてるように思えなかった。伝えたいことや描きたいことはなんとなくは伝わってはくるがそこに矛盾点が気になりどうもこの作品の世界観には入れなかった。アニメーション作品のため一定の現実離れした描写は現実世界から離れて魅力を感じるが、OZの世界を高校生中学生が牛耳ってしまうのはあまりにかけ離れ過ぎてる感が否めなかった。人工知能を開発した叔父さんも二転三転した描写が多くキャラクターとして魅力を感じない。ただ多くの人から支持されている作品なわけだから僕のような感想は少数に過ぎないのであろう。今回4DXで上映されるのはこの作品のファンの方々の為であろう。4DXと作品がマッチしてる事は間違いない。この作品のファンの方は4DXで更に楽しむことができると思う。
新海監督「君の名は」を見た時、このサマーウォーズが真っ先に思い出された。中部日本、山間地、伝統格式ある旧家、宇宙からの落下物、姉さん女房的ラブストーリー・・・新海監督の中にも意識的無意識的に本作はイメージとしてあったに違いない。という話はさておき、今回2度目となる本作はやはり面白いと言える内容。個人的にはネットのバーチャルリアリティー空間など全く馴染みない世界なので、最初はいかにもなデジタル仮想空間シーンは違和感しかなかった。仮にその空間だけで話が進んだならとても視聴に耐えなかったと思われる。ところが山間地の景観、旧家邸宅の佇まいなどは自身にとって懐かしくもあり(別に旧家の生まれではないが、本家農家のかやぶき家屋にはよく行ったもの)、デジタル空間に対する違和感を中和する要素となってくれた。そして、しまいにはその仮想空間での一族の名誉をかけた、いや世界存亡の危機をかけた各種戦闘場面には、知らず知らず引っ張り込まれ感情移入するに至る。つまりはそれだけの吸引力と説得力、ポテンシャルをこの作品が持っているということなのだろう。テンポの良さと場面切り替えのメリハリ、現代性と古式抒情性が程よくバランスしている。人工衛星落下コース逸らし成功で山中落下、温泉噴出という漫画的落ちもまぁ宜しいんじゃないでしょうか。温泉で経済的お家再興という道筋も容易に想像され、あの若きカップルの希望溢れる未来もほぼ既定路線、つまりは全て大団円という結末。曇りなきハッピーエンドを好む向きならまず見て外れはない作品。個々のキャラクターについては長くなりすぎるので触れますまい。でも特別ネガな印象はないかな。

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