十三人の刺客の解説

時代劇映画の名作との呼び声も高い1963年公開の工藤栄一監督の『十三人の刺客』を、約半世紀の時を経て現代風に再構築した時代劇エンターテインメント巨編。日本を代表するヒットメーカーの三池崇史監督がメガホンを取り、江戸幕府史上最悪の暴君を暗殺するため、13人の刺客たちが命を懸けた一世一代の戦いを挑む。主演の役所広司を筆頭に、稲垣吾郎、松方弘樹、市村正親、松本幸四郎ら豪華キャストの共演も見逃せない。

十三人の刺客の基本情報

公開日

上映時間

配給

制作国

2010年9月25日 141分 東宝 日本

十三人の刺客のレビュー・評価

若尾文子映画祭にて。見終わってすぐは分からなかったが、「女は二度生まれる」という意味が深い。今作以前は、増村保造作品で可愛らい役が多かったところ、川島雄三が「若尾文子を女にしてみせる」とこの作品を撮ったらしい。たしかに以降の若尾文子のイメージは色気のある大人になってる。「若尾文子は二度生まれる」とも言える作品になっているのか…!
1997年「岸和田少年愚連隊/血煙り純篇」で三池監督の面白さを知り~2018年「ラプラスの魔女」迄、キツいのもありましたが、一応、全部は観た(と思います😅)。Vシネで「フルメタル極道」なんて、なんじゃそれ?みたいなのから、中には【ぴあ/特別上映】で観た「極道恐怖大劇場/牛頭」(タイトルだけでしんどい😅)等々…観れば、途中退席したいのも、100点!なのも、まぁ三池さんの映画観る事が、当たりかハズレしかない博打、みたいな感じですね😅その100点の中の1つが、本作です。新旧入り乱れた出演陣の、絶妙なアンサンブル…三池さん、お得意の下劣&残酷シーンを吹き飛ばすかの、ド派手アクションはNOブレーキ過激!…本作だけは下ネタふざけNOにしてほしかった。良い意味で映画をなめてた頃の痛快さは必要ない題材かと…🙇三池さんの作品によく出ていた俳優さんたち(遠藤憲一や北村一輝…等々)が、名優になって行く中、メジャー、マイナー、Vシネ問わず監督してた三池さんも名(迷)監督になってしまいました…と個人的感想です🙇↓以下は本作のレビューにあらず、なのでここで読むのお止め頂いても構いません🙇個人的妄想「十三人の刺客」です。自己満足な、妄想なので事実無根、設定おかし過ぎは、御勘弁願います🙇『刺客十三人』(1971)1971年12月7日公開 140分監督:黒澤明/製作:松江陽一脚本:橋本忍・国弘威雄/原作:池宮彰一郎/撮影:木村大作/美術:西岡善信・植田寛/音楽:伊福部昭十三人の刺客:三船敏郎/勝新太郎/中村錦之助/石原裕次郎/仲代達矢/市川雷蔵/大川橋蔵/鶴田浩二/高倉健/加山雄三/小林旭/渡哲也/本郷功次郎松平左兵衛督斉韶:田村正和/鬼頭半兵衛: 近衛十四郎/浅川十太夫(明石藩近習頭):山崎努/出口源四郎(明石藩近習):菅原文太牧野靭負(尾張家木曽上松陣屋詰):志村喬/牧野采女(靭負の息子):土屋嘉男/牧野千世(采女の嫁):桜井浩子土井大炊頭利位(江戸幕府老中):中村翫右衛門(三代目)間宮図書(明石藩江戸家老):市川染五郎(六代目)芸妓お艶:浅丘ルリ子※解説四騎の会・第1作「どですかでん」と1975年「デルス・ウザーラ」の間に撮られた黒澤明監督作品。商業的には「どですかでん」に続く失敗作となり、立ち直りに4年かかる。63年東映作品のリメイクという判断に非難、初顔合わせスタッフの食い違う意見、膨れ上がる予算、修羅場の様な現場、スター同士の軋轢、見学ファンにエキストラが暴力、本身の刀を使用した危険な撮影、クランクインからアップ迄の様子をマスコミは毎回騒ぎ立てる、…そして、なにより黒澤のプライドが許さない…後年、「影武者」ロケに来日したコッポラは『アメリカでは、偉大なクロサワ映画の1本として、今も普通に上映されている。私は、「Samrai.13」こそ「地獄の黙示録」をやり遂げるヒントになったと思っている』と発言している。五社協定崩壊後、三船、勝、中村、石原それぞれのプロダクションで互いに客演などした大作は、ほぼ成功ではあったが、肝心の4人が顔を揃え+浅丘出演の「待ち伏せ」は失敗に終わった。その挽回も含め、東宝・大映・東映・日活のスターを集結させ、4人の俳優に説き伏せられた黒澤監督…三船他5名以外、黒澤組初の俳優ばかり、それもスター揃いなので、作品外でのプライドのぶつけ合いは激しく、後年「影武者」で勝の降板は、本作撮影中からの確執が尾を引いていたとも、勝が「黒澤はやはり天皇だ。こんなお祭り映画じゃなく一対一の真剣勝負をしたかった」その思いがかなわなかった、幻のリベンジマッチとも言われているが…本作の失敗をなかった事の様に、4人のスターはテレビに大きく舵を切り、同時にスターシステム黄金期も幕を降ろす、日活は、ロマンポルノへシフトチェンジ、大映の倒産、邦画の配給収入は落ち込みを見せるのに、洋画はじわじわ上昇。前年の万博後、邦画は斜陽産業となった…邦画史から封印された感のある本作。余りにも語られる事のない作品に愛をこめて…了。2019年8月/奈良県民ホール「午後十三時の失われた映画祭」にて鑑賞。以上、個人的妄想劇場(図書館で借りた邦画の本読み過ぎ空想)失礼しました🙇2010年9月30日/TOHOシネマズ梅田にて鑑賞。
旧作未見。CGを駆使した映像技術が凄いのは確かです。特にクライマックス50分の死闘は、娯楽活劇の真骨頂とも言えます。ただ、それでも1950-60年代の黒澤明や小林正樹ら巨匠が撮った時代劇作品に比べると、カメラワークや演出、編集といった面々で迫力に欠けます。役者陣も、役所広司や市村正親ら大御所が名演過ぎて浮きまくるせいか、侍13人の個性があまり際立たず、顔と名前とキャラを合わせるのに一苦労。特に若手俳優たちは、みな現代からそのままタイムスリップして侍の格好している感が拭えない(苦笑) 伊勢谷友介演じる小弥太の演技なんて、『七人の侍』(1954)の菊千代の物真似みたいで、見てて痛々しかったです。その一方、極悪人・斉韶を稲垣吾郎が演じたのは、意外性もあり、キャラが存分に立っていて、良い配役センスだと思います。少なくとも、21世紀以降の邦画時代劇の中では、今のところ一番には違いないです。

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